浅田真央選手の今後を妄想する

前のエントリーで、「浅田真央選手のスケートは彼女自身のものだ。好きにすればいい。自分は応援するだけ。」って一応線引きしといてなんですが。
ここからは完全なる素人のいちファンの妄想を繰り広げます。
そういうのいらないわーって方はゴメンナサイ。

まずは今シーズン。
世界選手権の結果が思わしくなかったもんで、あーだこーだ言われてますが。
うん、半年前に予想したより遥かに良かったですよ。




彼女が去年の9月から佐藤コーチのもとで練習し、ジャンプや滑りの修正を行っていたのは浅田ファンなら皆、知るところですよね。
お名前出して申し訳ないですが、安藤選手や荒川選手、諸先輩方が同じような状況にあった時は、浅田選手よりもさらに不安定な状況だったわけで。
浅田選手はなんだかんだで、全日本、四大陸と演技をまとめてみせた。

というか正直、今シーズンは世界選手権に出られると思っていませんでした。
滑りを変えるというのは助走のタイミングを変えるということ。ジャンプの跳び方を変えるというのは、フォームそのものを変えるということ。
これまで積み上げてきたものを一旦解体し、再構築するのですから、新しいやり方が身体に馴染むまで時間がかかるのは当然といえば当然ですよね。

世界選手権の演技も酷評されてますが、ぶっちゃけキム選手とぱっと見のミスの数は変わりませんよ笑。
収穫だなーっと思ったのは、浅田選手ってこれまで最も調子の悪い時は3Aが抜けて1Aになっちゃうことが多かったんですが、今年度はそれが減った。
せっかく着氷しても回転不足判定でごっそり減点されちゃうことがあるのは相変わらずですが、そんなもん、ルールのさじ加減ひとつなのだから、まずは着氷しないと意味がない。
なにより、四大陸の3Aには加点も十分ついて4回転並みの点数になった。

ルッツもエッジエラーはついてしまうものの、すっぽ抜けることはなく、前後のつなぎのおかげで加点を得ることもある。
サルコーが不安定なのはお宿題ですね。
2A-3Tは練習ではきれいに跳べているので、プログラムの後半だと成功率が落ちるのでしょうか。
これも来シーズンのお楽しみですね。

今シーズン、浅田選手はもっと楽に勝てるジャンプ構成も組めたはずなのに、そうはしなかった。
ミッシェル・クワン選手の世界選手権5度の優勝に張り合うことが目標じゃないですからね。
たとえば、今回の世選でジャンプ構成を落として銅メダルだったとしても、それは2度金メダルを取っている浅田選手にとっては、正直あまり意味がない。

来シーズンは3回転-3回転を再び組み込むとのことなので、もうしばらくは不安定な時期が続きそうですね。
小塚選手もそうだったように難度の高い構成を組めば、滑りこなすまでに時間はかかります。
五輪のプレシーズンに間に合えば、それでいいのではないでしょうか。

てか、戦略を固め、プログラムに組み込むジャンプと捨てるジャンプを決めるのは、ソチ五輪に向けたルールがある程度固まる来年の今頃にならないと出来ないですよね。
ぶっちゃけ、ロシアの星のソトニコワ選手とタクタミシュワ選手がシニアに上がってこない限り、ルール決まらないですし。
それまでにあんまり早く固め過ぎても、またいちゃもんつけられて意味ないかもしれないですしね。

今後の傾向としては、ソトニコワ選手に合わせて3ltz-3loを跳ぶ選手も増えそうですね。
長洲選手も練習しているそうですし。
3AをSPに入れるつもりの選手も結構いそうですね。URでも2A跳ぶよりおいしいですし。
村上選手も3F-3Tを入れたいと言っていましたし、女子のジャンプ構成が上がっていくのは間違いないかと。
てかそういうワクワクする展開を希望します。
萎えるジャッジングは勘弁してくださいね。

しかしロシアは怖いですよ。
シニア女子は回転不足判定のせいで高難度ジャンプを皆、プログラムに入れなくなりましたね。
その間に、ソトニコワ選手、タクタミシュワ選手はもちろん、マカロワ選手もレオノワ選手も皆ジャンプ構成を上げてきている。
フランスのジュニアの選手を除き、欧州の選手が軒並み低難度ジャンパーになった今、欧州選手権はこのまま独り勝ちですね。
ここ2~3年の低難度推奨でシニア選手のジャンプ構成が下がることって、ロシアにとっては、この後やり易いんですよね。
いや~怖いです。

というわけで、ある程度フィギュア好きな人にしてみれば一部マスコミが盛んに浅田選手に高難度ジャンプはやめろって言っているのは、アホかというわけで。
もちろん、できるできないの見極めは大事ですよ。
でもそれは、もう少し先でいいはずです。
少なくとも2A-3Tを3Aのかわりにプログラムに入れた佐藤コーチには、十分それが分かっているはずです。

で、ちょっとネガティブなことを書くと、SPに3Aを入れられるルールが浅田選手の足を引っ張らないといいなーと思っています。
3回転-3回転が安定したら、3Aの成功率が悪い時は抜く時もあると思うのですが。
その時、SPから3Aを入れる選手が他にいればがっつり下げられる可能性がありますね。

あんまり不安がっても仕様がないですね。
プログラムについては、正直今シーズンのシュニトケのタンゴのようなプログラムは、もうやらなくてもいいんじゃないかなと思っています。
理由は、恐らくこういう濃厚なロシアって感じの音楽に、メリハリをきかせたポーズをアクセントに加えたプログラムって、ソトニコワ選手の方がハマっちゃうから。

ソトニコワ選手のEx。
いや、もう、本当に素晴らしい。もっと見られるべき。

シュニトケのタンゴ、プログラムとしてはとても好きなんですよ。
浅田選手も、全日本、四大陸と少しずつ曲のアクセントやメリハリを表現するのが向上していたし。
タラソワ先生が浅田選手に表現してほしい世界観も十分理解できた。
ただ、その路線を極めても、おそらくそのロシア的世界観を体現するのは、ソトニコワ選手だろうということ。
まー、ロシア人なんだから当たり前といえば当たり前なんだけど。

浅田選手には、浅田選手の良さがあります。

ソトニコワ選手と同じ振付師だから、余計に比較するのが面白いですね。
タラソワ先生はちゃんと浅田選手の良さを分かっている。

浅田選手の魅力はこの繊細さ、複雑なフットワーク、身体の動かし方の美しさ。
彼女は自分の弱点を克服するのが好きな選手だけど、そろそろ自分の良さをよりアピールできるプログラムを選択してもいいのではないかと。

ファンの間で待望されているプログラムといえば、蝶々夫人、ロミオとジュリエット、椿姫・・・。
夢が広がりますねえ~。
いいじゃないですか、こんなオーソドックスなヒロインが似合うスケーターいないんですから、どんどんやればいいんですよ。なんて。

なんかただの妄想文のくせに長くなってしまいました・・・。
最後にひとつだけ、また妄言を。
浅田選手、これからまた強くなりますよ。
安藤選手が09年の世選で覚醒したように、最悪の体調と不安定な技術の中でも、自分の演技をするということを経験し、消化しましたから。

いずれにせよ真央ちゃんが夢を見せてくれる素晴らしいスケーターだってことには変わりません。
まずはしばらくゆっくり休んで、また気持ちを新たにしてくれたらと思います。
ずーっと応援しています。
(ああ・・ホントに長文・・・。我ながらきもい・・。)
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by okope_doyle | 2011-05-05 22:22 | フィギュアスケート


スコ猫・ドイル(おこぺ)の写真を中心に。美術とかフィギュアスケートとか日々のこととか色々と。


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